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南阿蘇村4丁目

阿蘇のやまべさんの麴

腸内環境を整える、第2弾です。
腸内環境を整える為には除去しなければいけない食べ物を前回書いたので
今回は、積極的に食べたほうが良い物を書いていきます。

腸内環境を整えると言えばヨーグルトと思われがちですが、
腸内環境や腸について多く執筆している東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎先生
ヨーグルト菌の多くは胃酸で死滅し腸までは届かない。
けれど、死滅した菌の死骸も腸内のいい餌になると書かれています。
(最近は腸まで届くと言うヨーグルトもあるようですが)

そこで日本の伝統食味噌や麴の出番です。
米麴、大豆、塩のみで作られた伝統的な日本の味噌には麹菌、酵母菌、乳酸菌が
熟成期間が長ければ長いほど多く確認されていて、それらの菌は腸内を健康に保つよう
作用する事が分かっています。

しかし殆どの大手会社で作られている味噌は食品添加物が使われていたり
発酵を止めるために熱処理をしたりアルコール添加されていたりと
本来の味噌とは違う物になっているような。
買う前に一度、商品の裏側を見る事をオススメします。


さて、我が家では、味噌も麴も職人さんの手で作られた、手作りの物を使っています。
阿蘇市一の宮町にある明治創業、老舗の『やまべ麴屋』さんです♪



先月の末にお邪魔すると、山部さんが色々とお話を聞かせてくださって
中も拝見させてもらって、今まで自分が食べていた物の秘密を知れることになりました!

やまべさんの使用している原料は全て地元阿蘇産、プラス

お水は地下100mから自噴する天然水なんですよ~と、山部さん。

なんて贅沢な物を今まで食べていたの!と
のけぞりそうになりました。 笑

阿蘇のお水はミネラルが豊富で美味しい天然水です
こんな贅沢な環境で作られた麴、味噌は初めて。


そしてこちら。

こんな素敵な蒸し器は始めてみましたし、心の奥底から感動すると
言葉って出てこないんですね。

何世代にも受け継がれている伝統は、便利と言われる物のように
使い捨てする物ではなく、今後も引き継がれて行くものなんですよね。

歴史の長いヨーロッパを思い出しましたよ。
弟が住んでただけで行った事ないけど 笑


やまべさんの麴です。

わかります?? 真っ白でふわっとしている...そう!これは、まさにウサギちゃん!!
このウサギちゃんも適切な温度管理の下に作られた結晶。




やまべさんも奥様もおっしゃっていましたが、時間をゆっくりとかけて
じっくりと作る・・・。
なんでも機械に任せて簡素化できる時代に、手間をかけて作る事ができるのは
愛情以外の何者でもないですよね。

こんなに美味しい麴は今までで食べた中で、初めてで
それから他で買う気がおきなくて、ずーっと虜になっているんです。

奥様に麴のもっと手軽な食べ方を聞くと
納豆に入れて食べるのがオススメとのことで、早速!

お醤油の角が取れたかのような、まろやかな味わいの納豆で
目から鱗です!

お味噌ももちろんやまべさんのを使っています!

江戸時代、かつお節は非常に高価で『女房を質に入れてでも買え』と言われてたそうですが
このお味噌を使うと、お出汁はいりません。
お出汁なしのお味噌汁は味気がない!と思っているのであれば
本当に美味しいお味噌汁が出来上がるので、食べてみてもらいたいです♪

ちなみに我が家ではメラノイジンと言う抗酸化物質を増やす為
お味噌はそのまま常温においておきます。欲張りでスミマセン 笑
メラノイジンは、メイラード反応でつくられる物質で、味噌やしょう油の色になっている食品中の褐色成分です。食べ物を加熱した際などにつくられる物質で、抗酸化作用を持ち、血管内の健康を守る効果や整腸効果が知られ注目されている成分です。)

パレオでは大豆は禁止食品ですが、味噌はOK。
腸内環境を整えるのに必要な乳酸菌が含まれているからなんですね。
そしてリーキーガット、GAPS、セリアック病の人達にも味噌はとても有効と言われていて
日本よりも海外の方の方が味噌や麴に詳しい人が多いかもしれませんね。

アメリカを始め海外の病院では薬品投与の前に小麦を2週間やめる事と味噌を勧める
若い医師が増えているのだとか。
学校で腸内環境について学び、卒業後医師になり患者さんに勧めているようです。

日本では当たり前すぎる味噌や麴ですが、同じく食べるのであれば
本物を是非食べてもらいたいですね。

山部麴屋
0967-22-1468


お話できてごく楽しい時間をありがとうございました!

こちらの都合でブログ記事が遅れました事をお詫びさせていただきます。

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